睡眠の質を上げるには?
一般的に8時間の睡眠が適切である、という話を一度は耳にしたことがありませんか?
実際のところ、必要な睡眠時間はその日の疲れやストレス等、大きく個人差があります。眠った時間が数時間であろうと、自分が起きた時にスッキリしていれば、それは十分に必要な睡眠が取れたといえますね。つまり、その日ごと、その人ごとに必要な睡眠時間は長くも短くもなるのです。
また、時間の話でいえば、もう一つよく挙がるお話がありますね。睡眠は「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」の2つの期間で構成されています。この2つの睡眠を繰り返して、1度の睡眠となるわけですね。このサイクルも90分が1サイクルとよく言われていますが、これも多くの人が該当するというだけで、あなたもそうとは限らないのです。60分かもしれませんし、100分を超えているかもしれません。
これらの前提情報から、睡眠は「時間」よりも「質」が大切だと思いました。
健康的な生活を送るためには、時間を長々確保したり短期的な睡眠時間で憂いたりする必要はありません。より深く体を休める方法を知ることが必要です。
この記事では、健康な生活を送るために睡眠の質を向上させる方法について書いていきたいと考えています。一緒に、良質な睡眠を実現し、充実した生活を送るための秘訣を見つけましょう!
健康的な睡眠習慣(ルーティーン)をつけよう
まずは計画を立ててみましょう!みなさんは、お布団に入る時間を決めていますか?
私は大体26時までには床に就き、朝は9時頃に起床するというルーティーンで過ごしています。
このようにスケジュールを決めることは、良質な睡眠を確保するための重要な要素となります。一定の睡眠スケジュールを保って過ごすことが最も大切なのです。
毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きることで、身体の内部時計を整えることができるからです。とりあえず明確な睡眠スケジュールを立ててみましょう!
また、時間だけではなく、寝室の環境を整えて快適な睡眠環境を作ることも重要です。「部屋を暗くする」「耳栓を使って静かにする」「快適な寝具「瞑想をする」「深呼吸を行う」等の工夫で、より入眠しやすい自分好みの環境を作り上げていきたいですね。
生活習慣と睡眠の関係性
私たちの生活習慣は、睡眠の質に直接影響します。
特にバランスの取れた食生活や適度な運動は、良質な睡眠を促進するために重要です。
例えば、カフェインやアルコールの摂取は、睡眠を妨げる可能性があります。特に睡眠導入の効果がアルコールにあることは知られていますが、常飲してしまうと、徐々にその効果は薄まり、かえって目が醒める回数が増えマイナス効果が目立つようになってしまいます。
睡眠の質を上げるのに良いとされている食品は、納豆や味噌といった「発酵食品」や、バナナ、オクラ、インゲン豆などです。これらはGABAの生成を補助してくれる食物です。GABAはストレス緩和やリラックス効果があるので、睡眠の質を上げるのに非常に効果的です。日頃の飲食物も睡眠の質に大きく関わっているんですね。
また、運動を継続的に行うことで、睡眠の質を上げられるといわれています。たまに数セットの筋トレやウォーキングをするよりも、毎日コツコツと体を動かすとより深い睡眠を得られます。
「運動なんて最近してない……」といった方もいらっしゃいますよね。そんな方は、負担が大きなものをするよりも、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動を実施すると良いかもしれません。
なんといっても、継続的に行うことが最優先です。普段から寝付きが悪かったり、睡眠不足な方は是非ともチャレンジしてみてください!
睡眠の質を上げるには(まとめ)
睡眠の質を向上させるためには、3点重要なポイントがあることをお伝えいたしました。
1点目は、日々の生活習慣を見直し、健康的な睡眠環境を整えることです。
自分で一定の睡眠スケジュールを決め、良質な睡眠を得られるように体内時計を作っていくことや、自分好みの睡眠環境を作るお話でした。好きな空間でゆったりと休みたいものですね。
2、3点目は、バランスの取れた食事と定期的な運動でしたね。
これらも睡眠の質を向上させるために意識的に改善ができる部分でした。睡眠の質の向上を目指して、自分に合った食事法や運動法を試してみましょう。
この記事がみなさまのお役に立てましたら幸いです。質の高い睡眠を目指して頑張りましょう!