「今通っている病院が少し合わないかも…」
そんな風に感じている方は実は少なくありません。
病院を変えることは患者さんの正当な権利ですが、スムーズに進めるためには知っておきたいポイントがいくつかあります。
この記事では、「今の治療を続けていて大丈夫かな?」「先生と相性が合わないけれど、黙って別の病院に行ってもいいの?」 そんな不安を解消していきます。
この記事では、
- 病院を勝手に変える際にしておくべきこと
- 転院をする場合の伝え方
- 病院を変える時の流れ
- 医師を選ぶポイント
について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください!
目次
目次
病院は勝手に変えてもいいが、注意が必要
結論から言うと、病院を勝手に変える(転院する)ことは自由であり、全く問題ありません。
日本には「フリーアクセス」という制度があり、患者が自分の意思で医療機関を選ぶ権利が保障されています。特に、風邪などの一時的な内科受診や、どうしても相性が合わなくて二度と行きたくない場合などは、前の病院に断りを入れる必要もありません。
ただし、何も言わずに別の病院へ行くと、以下のようなデメリットが生じる可能性があるので、よく検討してみましょう。
- 以前の検査結果がないため、血液検査やレントゲンなど同じ検査をやり直すことになり、初診料を含め追加の費用や手間がかかる。
- これまでの検査結果や治療経過が新しい医師に伝わらない。
- これまでどんな薬を飲み、どう変化したのかという「経過」が伝わらない結果、適切な診断が遅れるリスクがある。
【ケース別!】病院を変える時に考えるべきこと
「病院を勝手に変えても大丈夫か」という不安は、診療科や状況によって異なります。勝手に変えると自分が不利益を被ることも…ご自身の状況に合わせて確認してみましょう。
- 内科(風邪や一時的な不調)の場合
特に気にする必要はありません。新しい病院で「数日前に別の病院でこの薬をもらいました」とお薬手帳を見せるだけで十分でしょう。 - 精神科・心療内科などの場合(相性が重要な場合)
「先生が怖くて相談できない」「薬が合わない気がする」といった理由は、転院の立派な動機です。ストレスを感じながら通い続けるよりも、信頼できる先生を探す方が治療の近道になります。
ただ、精神科や心療内科では紹介状を持ってくるように言われたり、紹介状がないと診察を受け付けてくれないクリニックも存在します。精神科・心療内科などの心の領域では、主治医の先生の視点でまとめられた情報が重要です。適切な治療を行えないリスクを避けるために、紹介状をもらうのが良いでしょう。 - 高血圧・糖尿病・皮膚科などの場合(継続的な治療が必要な場合)
これまでの数値の推移やお薬の情報が非常に重要です。紹介状がない場合は、必ず過去の検査結果をまとめておきましょう。アプリなども活用し自分の状況を説明できるようにすると良いでしょう。 - 交通事故・労災の場合
勝手に変えると保険会社との手続きでトラブルになる可能性があります。症状固定と言って今以上の治療効果が期待できなくなった状態と判断されると、継続した治療費の受け取りができない場合があります。転院先を決める前に、必ず保険会社の担当者に「病院を変えたい」と一報入れるのがマナーであり、トラブル防止のコツです。 - 外科の場合(整形外科、脳神経外科、心臓血管外科など)
MRIやCTなどの画像データ、術前・術後の情報が不可欠な場合初診時に紹介状が原則必須であり、ない場合が高い費用がかかることが多いです。
紹介状をもらえば診察がスムーズに
以上に述べたように、特に高血圧などの慢性疾患や、定期的に通院している場合は、紹介状(診療情報提供書)をもらうのがベストです。
紹介状をもらうことで、以下のようなメリットがあります。
- メリット1:情報の引き継ぎが正確
病名、投薬内容、アレルギー情報、検査数値の推移などが漏れなく伝わります。 - メリット2:適した病院を紹介してもらえる
次に受診する病院の受け入れ可否を確認してもらえるため、スムーズに転院をすることができます。 - メリット3:医療費が安くなることも
紹介状なしで大きな病院(200床以上など)に行くと、選定療養費として数千円の追加費用がかかりますが、紹介状があればこれが免除されます。
以上のようなメリットがあるため、適切な治療を受けるためにも、できるならば紹介状を作成してもらいましょう。
スムーズな転院の強い味方「パシャっとカルテ」
「紹介状をもらうのはハードルが高い、でも今までの経過は伝えたい…」そんな時に役立つのが、健康管理アプリ「パシャっとカルテ」です。
これまで受けた血液検査の結果や健康診断書、お薬手帳をスマホで撮るだけで自動データ化!
新しい病院の先生にスマホ画面を見せるだけで、あなたの正確な医療情報をパッと共有できます。
医師に言いにくい…転院をどう伝えるのが良い?
病院を変えたいけれど、「先生が怖くて言えない」「裏切るようで申し訳ない」と感じる方も多いはず。角を立てないおすすめの伝え方を紹介します。
おすすめの伝え方は3つ!
「先生に申し訳ない」「気まずい」と感じるのは自然なことです。しかし、医師は患者さんの「治りたい」という気持ちを尊重すべき立場にあります。角を立てないおすすめの伝え方を紹介します。
- 「通いやすさ」など物理的な理由にする
「仕事の都合で、より遅くまで開いている病院へ移りたい」「家族の送迎の関係で、自宅近くの病院に変えたい」といった物理的な理由は、医師も納得しやすいです。 - 「専門性」を理由にする
「一度、〇〇(疾患名)の専門外来がある病院でも診てもらいたい」と素直な気持ちを伝えるのも自然です。 - 看護師や電話を通す
本人から言いづらい場合は、看護師を通したり家族などから話す、電話を通して伝えることも選択肢の一つです。
転院以外の選択肢も!セカンドオピニオンを検討しよう
「転院」は治療する場所を完全に変えることですが、今の病院に通いながら別の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」という選択肢もあります。
この仕組みを使うと、病院を変えないで、担当医以外の医師から病気の状況や治療法に関する意見を聞くことができます。
セカンドオピニオンでは医師間で診療情報をやり取りし、そのうえで「第二の意見」を聞いて、改めて主治医と患者さんで治療方針を話し合います。通常、セカンドオピニオンの窓口は予約制となっています。
まずは、現在の医師にセカンドオピニオンを受けたい、ということを伝えましょう。すると、医師が紹介状を作成してくれるため、それを持って紹介先の医師を受診します。
紹介状は自分の状況を客観的に伝える重要な資料となるため用意することが重要です。
病院を変える際の流れと注意点
転院の流れは?
【紹介状をもらう場合】
- 現在の医師に転院の意思を伝え、紹介状を書いてもらう。
- 新しい病院へ予約を入れ(必要な場合)、紹介状を持参して受診する。
【紹介状をもらわない場合】
- 新しい病院を選定する
- 新しい病院を受診し、受付で「以前は別の病院に通っていた」ことを伝える。
- 過去の検査数値やお薬手帳を見せ、これまでの治療内容を説明する。
紹介状発行の費用はかかる?
紹介状(診療情報提供書)の発行には、受診が必要で、通常の場合、診療情報提供料は2500円ですが、保険適用で自己費用750円(3割負担の場合)ほどかかります。
またセカンドオピニオン用は5000円ですが、保険適用で1500円(3割負担の場合)ほどかかります。
医師を変える時の選ぶポイント
転院する場合
✔︎今の病院で「何が」不満なのかを書き出す
「なんとなく」で変えると、次も同じ不満を抱く可能性があります。「待ち時間が長い」「先生が威圧的」「説明が専門用語ばかりでわからない」「設備が古い」など、不満を紙やスマホに書き出してみましょう。優先順位をつけることで、次の病院選びの軸が決まります。
✔︎物理的な問題をクリアに
治療は継続が大切です。自宅や職場から無理なく通えるか、駐車場の有無・公共交通機関でのアクセスは良いか、また予約システムは使いやすいか(電話、WEB予約が可能か)などを洗い出しましょう。
✔︎口コミをチェック
Googleマップなどの口コミを見る際は、星の数だけでなく「内容の質」に注目します。「話を最後まで聞いてくれる」「看護師さんの対応が優しい」など、自分の不満を解消してくれる要素があるかなどを確認しましょう。
感情的な批判(「受付の態度が悪い」など)よりも、医療内容に関する具体的なコメント(「薬の説明が丁寧」「処置が早かった」など)を参考にしましょう。
セカンドオピニオンの場合
✔︎現在の主治医とは異なる視点を持つ医師か
同じような街のクリニックではなく、大学病院の専門外来や、その疾患の「認定医・専門医」が在籍する病院を選びましょう。異なるバックグラウンドを持つ医師なら、新しい治療の選択肢(治験や最新の術式など)を提示してくれる可能性が高まります。
担当医に相談しながら決めるのも良いでしょう。
✔︎高度な医療設備を持っているか
今の病院では受けられない精密な検査(MRI、CT、特殊な血液検査など)ができる環境かどうかを確認します。設備が整っている病院でのセカンドオピニオンは、それだけで診断の裏付けを強固にします。
✔︎口コミを確認する
セカンドオピニオンの目的は「納得」です。口コミで「こちらの質問にじっくり答えてくれた」「複数の選択肢をメリット・デメリット含めて提示してくれた」と評価されている医師を探しましょう。
まとめ〜パシャっとカルテで医師に正確に病状を伝えよう〜
病院を変えることは決して悪いことではありません。納得できる治療を受けることが一番の優先事項です。
まとめると…
- 病院を勝手に変えることは自由だが、追加の費用がかかったり適切な治療が受けられなかったりする場合があるため、よく検討してから決断する。
- 紹介状をもらうことで診察がスムーズになる。
- 自分の症状や検査結果をアプリなどでまとめ、把握しておくことで、新しい医師に正確な情報を提供できる。
- 通いやすさや専門性を理由にすると医師に転院を伝えやすくなる。
- 転院のハードルが高い場合、セカンドオピニオンも検討できる。
- 医師を変える時は、なぜ変えたいか・物理的な側面・口コミなど様々な側面から検討をする。
もし「紹介状なし」で新しい病院へ行くなら、自分の体のデータを自分で管理しておくことが不可欠です。「パシャっとカルテ」なら、バラバラになりがちな検査結果を一括管理でき、新しい先生への説明もスムーズになります。賢くツールを活用して、自分にぴったりの医療環境を見つけましょう。
「パシャっとカルテ」を活用すれば、、
- 健康診断・検査結果・お薬の情報を写真に撮るだけで、簡単にデータ化できる。
- 紙の検査結果をスマホに集約し、新しい先生に正確な情報を提示できる。
- 毎日の体重や血圧、体温を記録することもできるので体調の管理としても活用できる。
- 無料で利用できる。
納得のいく治療を受けるために、まずは自分の医療データを手元に揃えることから始めてみませんか?
↓無料でできる健康管理!パシャっとカルテはこちらから↓
参考サイト
メディカルコンサルティング
https://medicalconsulting.co.jp/2023/12/07/change-hospital-without-permission/
ガンメディ
https://ganmedi.jp/7889/
メディカルック
https://medicalook.jp/psychiatry-
田町三田こころみクリニック
https://cocoromi-mental.jp/psychiatry/psychiatry-change/transfer-
埼玉外科クリニック
https://saitamageka.com/letter/silently/#goog_rewarded
