国民健康保険とは?社会(健康)保険等との違いをわかりやすく解説
- 退職
- 結婚
- 個人事業主への独立
など、人生の転機で訪れる「保険」の問題。今回は
国民健康保険
について焦点を当てるとともに、社会保険(健康保険)との違いについても解説していきます。
なかなかわかりづらいところではありますが知っておいて困る知識ではないのでここらで一度頭にいれておきましょう!
目次
国民健康保険とは?わかりやすくいうと「市区町村などの自治体」を保険者とする健康保険
国民健康保険とは
- 自営業者
- 農業従事者
- 年金受給者
- フリーランス
などの方(社会保険や共済組合などの公的医療保険に加入していない)が特徴の健康保険です。
要するに「企業に勤めている方」は基本的に「社会保険」「健康保険」に入りますが、それ以外は国民健康保険に入るということですね。
定年退職時や退職してから転職先までに期間が空く人なんかは注意が必要です。
国民健康保険に加入できる人の特徴とは?
先ほど
- 自営業
- 農業
- 年金受給者
- フリーランス
などの方は国民健康保険に加入することができると記載しましたが、もう少しわかりやすく説明すると、
- 健康保険(企業の従業員などとその扶養家族)
- 共済組合(国家・地方公務員などとその扶養家族)
- 舟員組合(船舶の舟員とその扶養家族)
- 後期高齢者医療制度(75歳以上および65~74歳で一定の障害状態にある人)
以外の方が加入できます。
ちなみに日本においては、国民は何らかの公的医療保険に加入する「国民皆保険制度」という制度なので何かしらの保険に属す必要があります。
社会保険(健康保険)と国民健康保険のちがいをわかりやすく解説
さて、国民健康保険と社会保険との違いはなんでしょうか。大きな所は
- 配偶者や親を扶養にできるか
- 保険料
- カバーされる内容
などが違います。
具体的に言うと
- 扶養にいれられるのが社会保険、いれられないのが国民健康保険
- 収入によって保険料が変わるのが社会保険、自治体ごとに保険料が変わるのが国民健康保険
- カバーされる項目が広いのが社会保険、狭いのが国民健康保険
などの違いがあります。
どちらが良いとは一概には言い難いのですが、社会保険の方が一般的な家庭の心配事を多くカバーしてくれている保険となります。