南国で育った私は最近、季節の変わり目による気圧の変動や寒暖差、湿度等の影響で咳が止まらず相当つらい毎日を過ごしています。どうするべきか悩んでいる時に、ちょうど業務スーパーで季節の果物、富有柿がいい値段で販売されており、食いしん坊な私は、もちろん買ってしまいました。二、三日食べてみたところ、咳が止まりました。なので、今回は、食事に関する記事のトピックとして、咳に役立つ柿にフォーカスして紹介していきたいと思います。
収穫時期
日本では、柿の旬は品種等による差がありますが、基本的に、9月から12月にかけて収穫されています。今の時期では、どのスーパーに行っても柿が販売されていると見られるので、手に入りやすい果物です。
栄養成分
タンニンが不溶性へ変化するかどうかによって、大きく分けると、甘柿と渋柿2種類あります。喉の炎症を緩和して咳を抑制できる食物繊維やビタミンC、ペンクチン、抗酸化物質、カリウム等も豊富に含まれているので、喉にとても役に立つ果物です。
食べ方
果物だから、基本的に生で食べている方は多いですね。但し、生の場合は季節に限られています。他の季節で食べたい場合は、市販の柿干しがお勧めです。季節を問わずに食品販売店やスーパー、オンラインストアで簡単に入手できるだけでなく、しっとりとした、やや硬め、ふっくらとした食感もあります。個人の好みで選ぶことができます。
また、料理にも使えます。サラダや炒め物、シロップ漬け、柿ご飯等の選択肢もあります。人間として、基本的に毎日ご飯を食べる必要があるから、一応こちらで柿ご飯のレシピー(1人分)を以下でシェアします。
食材
・ご飯:約1合
・柿:半分
・だし:約100ml
・醤油:小さじ1
・塩:少々
・玉葱:お好みで
・ハム:お好みで
作り方
・炊飯器でできたご飯を温かい状態にしておきます。
・柿の皮を剥いて細切りします。
・ハムを好みで細切りします。
・だしを温めて醤油を加えて、塩を少し入れて味を整えます。
・炊飯器に細切りした柿とハムを入れて、ご飯と混ぜてから、整えただしも入れます。また、炊飯器で5分ぐらい炊きます。
・出来上がったご飯を器に盛りつけて、お好みでさらにねぎをトッピングします。
まとめ
寒くなると、咳が出やすい方は是非、上記の食べ方を活用して寒い季節にある柿の美味しさと暖かさを味わってみてください。但し、柿は確かに喉に役に立つのですけど、食べ過ぎると体の健康に便秘や血糖値急上昇、栄養過多等の害になる可能性もあるため、どんなに美味しくても個人の体質と健康状況に合わせて食べ過ぎないようにしてください。
また、咳止めに役に立つと言っても、個人の体質によって絶対治せるわけでもないし、さらに万病が治るわけではありません。体調に問題を感じた場合は必ず医師にご相談ください。単純に健康な食事の一環として、バランスを保ちながら柿の美味しさを楽しみましょう!