スマホやウェアラブルウォッチの普及、医療ビッグデータの将来性などによってパーソナルレコード(PHR)は非常に注目を浴びている分野ではありますが、課題も多数あります。
主に言われている課題は
- 医療機関などに入っているデータベース(電子カルテ等)との連携が取れていない
- 各医療機関や個人によって持つデータの形式が異なる=データ統合ができない(要するに分析が進まない)
- そもそも自分のPHRを自分で管理するという概念が浸透していない
などが挙げられます。
特に3つ目に関しては、日本という超高齢化社会においていかにして高齢者の健康状態を管理し、医療費を下げるのかという議論の中でもキーポイントとなるところでしょう。