ここ数年「ゲノム」という言葉が頻繁に使われるようになりました。ゲノムとは遺伝子情報のこと。
そこで「一人一人のゲノム情報に焦点を合わせたデータ」を活用して
- ゲノム医療
- ゲノム創薬
を発展させていこうという動きが活発化してきました。
メリットもたくさんありますがまだまだ課題点も多くあるので、今回はその辺を深ぼっていきましょう。
ゲノム創薬はデメリットや問題点だらけでもない-メリット
ゲノム創薬とは、
- 病気となる遺伝子
- たんぱく質情報
を知べて、たんぱく質に結合する分子や抗体から薬を作ることをいいます。
何度も言いますが、これは「患者一人一人のゲノム情報」を元に創薬されます。つまり
- 遺伝子情報から病気に関係する遺伝子ターゲットを絞り込んで開発が可能(薬の開発期間の短縮)
- 従来よりも多くの薬の開発が可能になる
- 副作用の低い薬を開発できる
などのメリットを期待できる創薬方法です。