総務省の用語解説によれば、ICTとは「Information and Communication Technology」の略で、情報(information)や通信(communication)に関する技術の総称です。日本では同様の言葉としてIT(Information Technology:情報技術)が一般的でしたが、国際的にはICTがより広く使用され、近年では日本でも徐々に定着しつつあります。
情報と通信技術が統合されたICTは、様々な分野で業務やコミュニケーションの効率向上、データの正確な管理、新しいサービスやソリューションの開発に貢献しているメリットがあるので、医療分野のICT化もますます進んでいます。具体的に言うと、医療分野におけるICT化に関する一部の例は以下となります。
- 電子健康記録(EHR)
- 電子医療記録(EMR)
- 電子処方箋(e-Prescribing)
- テレメディシン
- 医療画像処理
- 健康アプリケーション
- ビッグデータ解析
- セキュリティとプライバシー保護
上記の技術や取り組みは、ICT化の一環として医療の効率化と患者ケアの向上に寄与しています。IT技術の急速な進化により、将来的にも新しい技術やアプローチが開発・運用され、医療の発展が期待されています。
