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インフォームドコンセントとは?わかりやすく、簡単に説明します

インフォームドコンセントとは、「患者や家族」が自身の病状や治療方法についてしっかりと理解した上で診療をすすめる上での承認のことをいいます。

ちなみに日本看護協会の定義では

インフォームドコンセントとは、患者・家族が病状や治療について十分に理解し、また、医療色も患者・家族の意向や様々な状況や説明内容をどのように受け止めたか、どのような医療を選択するか、患者・家族、医療職、ソーシャルワーカーやケアマネージャーなど関係者と互いに情報共有し、皆で合意するプロセスである

引用元:https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/rinri/text/basic/problem/informed.html

と解説されています。

インフォームドコンセントとは「患者中心」の医療を目的としている

インフォームドコンセントは

  • 知る権利
  • 自己決定権
  • 自立の原則

を尊重する行為であると言われるように「患者中心」の医療の進め方です。

現代では人それぞれ幸せの定義が異なるという考えが浸透してきました。一人一人の意見や考えを尊重し、全ての人が同意することで、患者にとって最高の形で医療行為を進めようということですね。

看護業界におけるインフォームドコンセントの問題点とは

医療カルテの確認

インフォームドコンセントは素晴らしい医療の考え方と言われる反面、問題点もあるのが現実です。

医師側の問題点としては

  • 患者さんやご家族へわかりやすく説明するために準備をしなければならない
  • 医療に関わる全ての人を管理しなければならない

など、主に時間を多く取られるようになります。また、患者目線でも

  • 自らの意思を医療行為に反映させる
  • 自身の医療に対して知見を持つ必要がある

ということが言えますね。患者中心、すなわちそれは自らが医療行為に関わるということ。

これからの時代は自分のことをしっかりと理解しないといけませんね。

y.Onozawa

Arteryex COO 兼 データビジネス事業部長。学生時代にハンドボールで日本一を経験しその後高級ジムのエグゼクティブパーソナルトレーナーとして従事。また、健康メディア「ココロとカラダを変えていく-TRACY」の創立者。Arteryexの創業期メンバーとしてパシャっとカルテのグロースに尽力し、現在はビジネス全体の拡大の役割を担っている。