尿酸 とは?

尿酸は、たんぱく質の一種であるプリン体という物質が代謝された後の残りかすのようなものです。
この検査では尿酸の産生・排泄のバランスがとれているかどうかを調べます。
高い数値の場合は、高尿酸血症といいます。高い状態が続くと、結晶として関節に蓄積していき、突然関節痛を起こします。これを痛風発作といいます。また、尿路結石も作られやすくなります。

転載元:日本人間ドック学会 ホームページより
https://www.ningen-dock.jp/public/method

食事に関するアドバイス

BMIが25以上の肥満に該当する場合は痛風発作のリスクが高まります。一方で、体重の減量を行うことで尿酸値の低下や痛風発作の回避につながりますので、以下のアドバイスを中心に食事の質や量を適切に調整するよう心がけるといいでしょう。
野菜やフルーツ、玄米などの全粒製品、豆類、魚介類などを意識して食生活に取り入れましょう。水分を十分に摂ることも大切です。一方、牛肉や豚肉、バターなどの飽和脂肪酸と呼ばれる脂質が含まれる食材や、お酒類、プリン体が多く含まれる肝などの動物性の食品は尿酸値を上げる可能性があるため注意が必要です。自分の食生活に取り入れやすいことから少しずつ取り組んでいきましょう。

監修者:宮崎 拓郎
監修者:宮崎 拓郎資格:米国登録栄養士、公衆衛生学修士、中小企業診断士
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帝人ファーマ(株)で事業開発等を経験後退職し渡米。2018年ミシガン大学公衆衛生学修士(栄養科学)修了。同大学病院等での勤務を経て米国登録栄養士取得。同大学消化器内科で臨床試験(低ファドマップ食/アプリ等)に従事。在学中に日本で起業し帰国後代表。講談社より書籍2冊を共著で出版。食事指導にも従事。

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