中性脂肪 とは?
体内の中でもっとも多い脂肪で、糖質がエネルギーとして脂肪に変化したものです。
数値が高いと動脈硬化を進行させます。
低いと、低βリポたんぱく血症、低栄養などが疑われます。
転載元:日本人間ドック学会 ホームページより
https://www.ningen-dock.jp/public/method
食事に関するアドバイス
中性脂肪が高い場合、砂糖や砂糖が多く含まれる加工食品やお菓子、スイーツなどの摂取量を減らすことが大切です。どうしても甘いものを食べたい場合はフルーツに切り替えましょう。清涼飲料水や缶コーヒーなどにも砂糖が多く含まれているため注意が必要です。中性脂肪を控えるためにはアルコールを控えることも大切です。ノンアルコール飲料なども使いながら少しずつ飲酒量を減らしていきましょう。
また中性脂肪を低下させるためには体重の減量も大変効果的ですので、野菜・フルーツ・玄米などの全粒製品、豆類、魚などの摂取量を増やし、牛肉や豚肉、バターなどが含まれる飽和脂肪酸の摂取量を減らしましょう。また、体重の減量には上記アドバイスのような食事のバランスの調整に加えて、全体として食事の量を減らすことも効果的です。できることから取り組んでいきましょう。
睡眠に関するアドバイス
肥満やいびきのある場合、睡眠時無呼吸症候群に注意してください。睡眠時無呼吸症候群では高脂血症悪化のリスクが高まります。また睡眠不足や不眠症でも高脂血症のリスクが高まるため注意が必要です。
日本精神神経学会,日本睡眠学会
<臨床研究・論文執筆等の実績>
■睡眠障害の疫学 (特集 精神科疫学入門) ■Epidemiological studies on sleep disorders ■A preliminary study on the relationships between diurnal melatonin secretion profile and sleep variables in patients emergently admitted to the coronary care unit.Chronobiol Int. (in press) 等多数
運動に関するアドバイス
肥満が原因で数値が悪い場合、食生活の見直しに加えて運動も取り入れるといいでしょう。減量を目的とした運動は多くありますが、まずは生活習慣の中にウォーキング等の軽い運動を取り入れることから始めるとよいでしょう。
■第56回日本腹部救急医学会総会 登壇 ■第32回日本肝胆膵外科学会・学術集会 登壇 ■デジタルヘルストレンド2022 執筆 等
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