中性脂肪 とは?

体内の中でもっとも多い脂肪で、糖質がエネルギーとして脂肪に変化したものです。
数値が高いと動脈硬化を進行させます。
低いと、低βリポたんぱく血症、低栄養などが疑われます。

転載元:日本人間ドック学会 ホームページより
https://www.ningen-dock.jp/public/method

食事に関するアドバイス

中性脂肪が高い場合、砂糖や砂糖が多く含まれる加工食品やお菓子、スイーツなどの摂取量を減らすことが大切です。どうしても甘いものを食べたい場合はフルーツに切り替えましょう。清涼飲料水や缶コーヒーなどにも砂糖が多く含まれているため注意が必要です。中性脂肪を控えるためにはアルコールを控えることも大切です。ノンアルコール飲料なども使いながら少しずつ飲酒量を減らしていきましょう。
また中性脂肪を低下させるためには体重の減量も大変効果的ですので、野菜・フルーツ・玄米などの全粒製品、豆類、魚などの摂取量を増やし、牛肉や豚肉、バターなどが含まれる飽和脂肪酸の摂取量を減らしましょう。また、体重の減量には上記アドバイスのような食事のバランスの調整に加えて、全体として食事の量を減らすことも効果的です。できることから取り組んでいきましょう。

監修者:宮崎 拓郎
監修者:宮崎 拓郎資格:米国登録栄養士、公衆衛生学修士、中小企業診断士
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帝人ファーマ(株)で事業開発等を経験後退職し渡米。2018年ミシガン大学公衆衛生学修士(栄養科学)修了。同大学病院等での勤務を経て米国登録栄養士取得。同大学消化器内科で臨床試験(低ファドマップ食/アプリ等)に従事。在学中に日本で起業し帰国後代表。講談社より書籍2冊を共著で出版。食事指導にも従事。

睡眠に関するアドバイス

肥満やいびきのある場合、睡眠時無呼吸症候群に注意してください。睡眠時無呼吸症候群では高脂血症悪化のリスクが高まります。また睡眠不足や不眠症でも高脂血症のリスクが高まるため注意が必要です。

監修者:普天間 国博
監修者:普天間 国博専門領域:睡眠医学 資格:精神保健指定医 、日本精神神経学会指導医・専門医 、日本睡眠学会専門医
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<所属学会>
日本精神神経学会,日本睡眠学会
<臨床研究・論文執筆等の実績>
■睡眠障害の疫学 (特集 精神科疫学入門) ■Epidemiological studies on sleep disorders ■A preliminary study on the relationships between diurnal melatonin secretion profile and sleep variables in patients emergently admitted to the coronary care unit.Chronobiol Int. (in press)  等多数

運動に関するアドバイス

肥満が原因で数値が悪い場合、食生活の見直しに加えて運動も取り入れるといいでしょう。減量を目的とした運動は多くありますが、まずは生活習慣の中にウォーキング等の軽い運動を取り入れることから始めるとよいでしょう。

監修者:小野澤 侑
監修者:小野澤 侑略歴:元エグゼクティブ向けスポーツジム パーソナルトレーナー、心と身体の健康増進メディア|TRACY 運営
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<登壇・執筆等の実績>
■第56回日本腹部救急医学会総会 登壇 ■第32回日本肝胆膵外科学会・学術集会 登壇 ■デジタルヘルストレンド2022 執筆 等

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