治験とは簡単に説明すると「新薬の承認を受けるため」の臨床試験
治験とは、簡単に説明すると「新薬の承認を受けるため」の臨床試験のことを言います。
- 新しい薬ができる
- 安全か、効果があるかを国の承認を得る←これ!
- 市場に出回る
上記の流れはだいぶ端折りましたが、治験とは国の承認を受けるためのもの(2番)ということです。
【厚生労働省】より、治験とは?
治験とは、厚生労働省によると
人における試験を一般に「臨床試験」といいますが、「くすりの候補」を用いて国の承認を得るための成績を集める臨床試験は、特に「治験」と呼ばれています。
引用元:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/fukyu1.html
と定義されています。
治験とは?を理解するために簡単に臨床研究、試験を知ろう!
治験について知りたいのであれば臨床研究、臨床試験についても少し知識を入れておきましょう。
- 臨床研究とは人を対象として行われる医学研究
- 臨床試験とは臨床研究のうち薬剤・治療方法。診断方法などの安全性・有効性を評価するもの
- 治験とは、臨床研究のうち新薬の承認を国に得るためのもの
要するに、大きな臨床研究という枠組みの中に臨床試験、そしてその中に治験があると言うイメージを持つといいでしょう。
治験の流れを簡単に説明!
今回の記事では治験とはについて簡単に説明したものの、本来は非常に時間も手間もかかるところです。少し治験の流れについてみてみましょう。
- 治験依頼者(基本的に開発元)が治験実施医療機関、治験責任医師を選定
- 治験審査委員会に審議の依頼
- 審議結果が承認後、被験者をリクルート
- 治験・投薬開始
- 治験実施中は、有害事象・副作用報告などの多くの情報の管理を行う
- 治験終了後、必要な情報の提供・開示
が大まかな流れ。これだけのことを自分たちで行うのは大変ですから、治験サポート事業を行っている企業、CRO等に依頼するのが基本です。
とにもかくにも治験中は被験者のデータが重要
余談ですが、治験中は当然ながら投薬をされている方(被験者)の身体の状態や副作用情報が最重要です。
- 弊社のパシャっとカルテをカスタマイズし活用すれば
- 治験中の被験者の状態
- 治験後の被験者の状態、処方情報、健康診断結果
などをトラッキングできると考えております。
是非一度お試しいただき、ご興味ある企業雨はご連絡くださいませ。