病院やクリニック、薬局を開設してから一番重要なポイントは「患者さんを集める」ことですよね。
少し前までは
- 地域の口コミ
- チラシ
などが主流でしたが、時代の移り変わりもあり、インターネットでの集患も大きな影響力があります。
そこで今回は医療マーケティングの「インターネット」における戦略の立て方を解説していきます。
医療マーケティングとは患者のニーズに応えること
医療マーケティングとは、病院・クリニック・調剤薬局などにおいて患者のニーズに応えることを言います。
よく「患者を集めることがマーケティングである」と考える人が多いのですが、数多くのマーケティングに携わった私なりの考えは「ニーズに応えること」こそがマーケティングです。
患者のニーズとは
では患者のニーズとはなんでしょうか。一般的なマーケティングにおいての消費者のニーズを探るのは非常に難しいのですが、今回は患者さん。
それぞれ解決したい問題が明確です。例えば
- 健康診断で高く出てしまった上の血圧を下げたい
- 家の近くで定期的に通える歯医者さんを見つけたい
- 今まで一向によくならなかったアトピーを少しでも和らげたい
など、割と悩みが明確ですよね。
これらのニーズに対して「私の病院ならこのような形でサポートします」という解決策を提示してあげて行動を起こしてもらうことが医療マーケティングの全体像になります。
患者のニーズから医療マーケティング戦略を立てよう
先ほどの解説で患者のニーズを起点にマーケティングをしていくのが基本というところは理解できたと思います。
ではどのように戦略を立てていけばいいか解説しましょう。順番としては
- 現在のホームページの検索ニーズを洗い出す
- ホームページ内に設置されたバナーやボタン等がどのくらいのクリック率なのか調査する
という現状調査をした上で戦略を立てていきます。
集患のためのKPI
基本的には「最終ゴールからKPI(中間目標のようなもの)を考える」という流れで、
- 最終的にWEB経由で1日何名程度の患者さんに来院して欲しいかを決める
- その数値は現状のクリック率だと何名の患者さんにホームページにアクセスしてもらう必要があるか
- そのアクセス数にするために幾つの記事が必要か
という流れで戦略を立てていきます。もちろんお金をかけるのであれば記事を作るのではなくて
どの程度広告を配信すればいいのか
というところも計算して戦略を立てていくといいでしょう。
医療マーケティングを実施するための必須ツール
ちなみに医療WeBマーケティングを行う上で必要最低限のツールは
- WordPress(サイト構築)
- グーグルアナリティクス(アクセス、クリックなどの調査)
- グーグルサーチコンソール (検索ニーズ調査)
です。もちろんWordpressは必須ではないのですが、まぁ一番簡単にホームページが編集できるでしょう。
患者を起点とした「ペイシェントマーケティング」サポート
簡単にですが医療マーケティングの戦略について解説しましたがいかがでしょうか。
ちなみに弊社はヘルスケア系のシステム開発、医療情報プラットフォームの構築を主な事業とした企業です。
そんな我々だからできるマーケティングサポート、「ペイシェントマーケティング」。
マーケティング事業で儲けようという会社ではないので、お気軽にご相談いただき、様々な面で協業・共同実験等できればと考えております。
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